2016年08月31日

黎明から新時代の先駆けまで――国立新美術館「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」

10月10日(月)まで国立新美術館(六本木)で開催中の「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」で、さまざまな宗教画を鑑賞した。時代を追ってヴェネツィアのルネサンス美術を紹介する構成になっており、初期の頃は、現代の絵画と比較すると奥行きの表現などが稚拙だけど、後の印象派に通じるような光と影の表現を用いて受胎告知をドラマチックに描いたティツィアーノの登場に続き、巨匠たちの後継者となり、リアルな肉体表現を追求して新たな時代の先駆けとなった画家たちの作品まで、計57点が展示されている。

ティツィアーノ・ヴェチェッリオの「受胎告知」(1563-65年頃、ヴェネツィア、サン・サルヴァドール聖堂)は、暗雲が立ちこめる中、大天使ガブリエルがマリアにキリストの受胎をまさに告げようとしている瞬間を描いており、写真もなかった時代の人々にとってどれほど衝撃的だったか、いろいろ想像が膨らむ。

そういえば、ルノワールはティツィアーニを敬愛していたそうで、先日まで、同じ美術館でルノワール展が開催されていたのもおもしろい偶然だね。

日伊国交樹立150周年特別展 アカデミア美術館所蔵
ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち

http://www.tbs.co.jp/venice2016/
期間:2016年7月13日(水)- 10月10日(月・祝)
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)
休館日:火曜日
開館時間:10時−18時(金曜日は20時まで)
入場料:大人1,600円


2016年08月22日
光り輝く希望の赤、朱、紅――ルノワール展

http://mamejam.seesaa.net/article/441238651.html

posted by 豆ジャム at 15:10 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/441508145
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック